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株で利益を出す方法!

株式投資で得られる利益は大きく分けて2つあり、
インカムゲインキャピタルゲインと呼ばれるものです。

最近ではネット証券が普及してきて少額資金でも株式投資による利益を出せるようになってきました。

パソコン1台、もしくはスマホ1台あれば短時間の作業で収入を得られることから
株式投資は人気の副業の一つとなっています。

ここでは株で利益を出す方法を簡単に説明していきたいと思います!

利益その①配当金(インカムゲイン)

株とは?でも軽く触れましたが、
株を買って株主になれば配当金を貰う権利を得ることができます。

配当金は会社が利益を出したとき、「1株あたり○円の配当を出します」というもので、
基本的に年2回配当を受け取ることができます。

例えばA社の株を500株持っていて、配当金が1株あたり10円ならば
500株×10円=5,000円
と5,000円の配当をもらうことができます。

株を持っているだけで勝手に5,000円もらえる!と喜んでしまいそうですが、
ここで気を付けなければならないのは配当利回りと呼ばれるものです。

配当利回りとは、投資した額に対してどれだけの配当金をもらえたか、その利率を表す数字です。

配当利回りのパーセンテージは高いほどお得であると言えます。
逆に低ければ投資額に見合ってない、つまりあまりお得でないということですね。

計算式は簡単で、
配当利回り=1株あたりの配当金÷購入時の株価
となっています。

例えばA社の株価が1株200円の時に株を買ったとして、
配当金は1株10円だったとします。
これで計算すると
10円÷200円=0.05
つまり配当利回りは5%ということになります。

これがB社だと配当金はA社と同じ1株10円なのに株価は1株500円だとすれば
10円÷500円=0.02
となり配当利回りは2%です。
A社の方が少ない投資額でB社と同じだけ配当金を受け取ることができるということなので
お得であるということがわかります。

この通り簡単に配当金のお得度を計ることができるので、配当金で利益を得よう!
と考えている方は配当利回りに注目して銘柄選択するとよいでしょう。

ただし注意点がいくつかあって、
配当金は基本的に会社が出した利益の一部を株主に還元することになっています。
よって、業績が赤字だったときは配当金が無い場合もあります。

それと、たとえ業績が黒字であったとしても、
配当を出すよりさらに企業の成長、拡大を優先して配当金を出さない場合もあります。

これらの情報はYahoo!ファイナンスや各証券会社などいたるところで見れるので、
配当金が欲しくて株を買ったのに配当が無い!
というような事態にはそうそうならないでしょう。

利益その②株主優待(インカムゲイン)

配当金と同じく、株を保有しているだけでもらえるのが株主優待です。

これも会社によりますが年2回もらえたり年1回だったりします。

株主優待はその会社の業務内容によって貰えるもの(ジャンル)がある程度決まっています。
マクドナルドなら無料引換券や、テーマパークなら入場割引券、といった具合です。

そしてこの株主優待もお金に換算することで利率を計ることができます。

例えばあるスーパーを経営しているA社があり、
そのA社の株価が1,000円として、それを100株(100,000円)保有していたとします。
そして株主優待はそのスーパーの買い物で使える300円割引券の10枚つづり(3,000円相当)とします。
この場合の利率は
3,000円÷100,000円=0.03
つまりこのA社の株主優待による利率は3%であるということがわかります。

ちなみに、この株主優待というものは
株主優待を貰える権利が確定する日(権利確定日)
に株を保有していればいいだけなので、
極端な話、権利確定日以外の日はその株を保有している必要がないということです。

さらに言うと、株主優待をタダで手に入れる裏技的方法もあります。
この話については特集記事の株主優待で説明しています。

利益その③売却益(キャピタルゲイン)

「株式投資で利益を出す」と聞いて、
おそらく一番初めに頭に浮かぶのがこの売却益だと思います。

意味はそのまんまです。売った時に利益が出ることを指します。

購入時の株価よりも売却時の方が
1.株価が上がっていれば利益
2.株価が下がっていれば損

それだけのことです。
と、言うのは簡単ですが実際この売却益で利益を出していくのは
なんの勉強もなしに出来るほど簡単なものではないです。

売却益で稼ぎたい!という場合はテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を
ある程度勉強してから手を出すことをおすすめします。

もちろん、配当金や株主優待目当てで買った株の株価が上昇する可能性も十分ありますので、
ここで売れば利益を得られる!といった場合は売却益を取りに行っても良いでしょう。

あくまで、株初心者のうちからデイトレードなどの短期売買に
安易に手を出さないようにしましょう、ということです。


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